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オッサン度高めのクルマとブランド。その3

オッサンが好むクルマは、どこか「くだらない」では切り捨てられない妙味がある!?まともに批判すればもう見るも無残に・・・なんでそれなの!?って思うんですけども、なんでそのクルマに流れ着いたのか!?ってことをあれこれ考えることは、結構楽しい!!決して・・・いい年してそんなクルマに乗ってんじゃねー!!とか言っちゃダメだな。でもやっぱり見かけたらさ・・・。

 

 

第4位 アルファロメオジュリエッタ

  それほど街中で多く見かけるクルマではないので、「オッサン臭い」というレッテルはちょっとかわいそうではあります。カンニングの竹山さんがこのクルマに乗っていると聞いて、ちょっと意外だなーとは思ったのですが、確かにこのクルマもまたオッサンに『Cセグ』を買わせるためのギミックが豊富です。

 

  Cセグメントに惹きつけられるようになったら、もうオッサンだと諦めましょう!! 次のクルマを何にしようかな!?って段で、アクセラとかインプレッサがちょうどいいかも!?と浮かんでしまったらもう「終わり」なのかも。幸いなことにまだ1mmもそんな気持ちは起きないですけどねー。

 

  アクセラインプレッサはどちらも素っ気なく作っていて、100万円台から買えますよ!!ってのを売りにしているわけですが、これに素直に納得できればいいですけど、多くのオッサンはまだまだオラつきたかったりする訳で、Cセグで勝負しているメーカーに対して「もっと背中を押して!!」と無意識に求めている部分もあると思います。

 

  どうやってオッサン達をその気にさせるのか!?このランキングの8位・7位にも入ってますが、メルセデスCLA、アウディA3はブランド力で結果を出しました。中身が三菱だろうがVWだろうがカンケーない!!フロントに付いているマークでしかクルマの価値が判断できない人が、あくまで多数派の世の中ですから・・・。

 

  日本勢ではプリウスが独特のアプローチで強引に売り込みをしています。あのクルマの価値は先進性じゃないんですよね。『プリウス』っていう独自のブランディングトヨタをも超越した知名度を獲得させているところがすごい!!初期は高級版のレクサスCTが売れてましたけど。今では『レクサス』のネームバリューを『プリウス』が完全に超えてしまっている!!

 

  いずれにせよ日本車もドイツ車もCセグに関しては、ちょっとメーカーの愛情が不足気味ですから、このアルファロメオジュリエッタってのもアリなのかも。デザインは非常に個性的ですし、三菱ターボのエンジンとTCTとかいう乾式クラッチの不出来なDCTが付いていたりで、ドイツ車や日本車よりも断然に意味がわかんない1台ではあるんですけども、自己満足の世界は果てしないわけで・・・。

 

  アルファロメオは全量をイタリア本国で生産しているので、メルケル連合軍と化しているドイツ4ブランドとは、日本への供給体制に大きな格差があることは容易に想像がつきます。ドイツ車が日本で販売を伸ばすのは、要は「やる気」の違いであって、必ずしも他の国の輸入車よりもメカとして優れているということを示しているわけではないと思うのですが・・・。

  

第3位 BMW1シリーズ

 

  FRってだけでオッサン連中はテンションが上がるみたいですね。我々の感覚だと、全長4700mm以下の4ドア4シーターのFR車と聞くと、もう狭苦しくて人権侵害レベルのリアシートしか頭に浮かばないのですけどねー。この手のクルマは先代レクサスIS以降の日本車では絶滅したに等しいですけども、欧州車ではまだまだ「2プラス2」とかいうシート配置の新型車が作られています。後部座席は「奴隷」用だからどーでもいい!!みたいな白人史観!?

 

  FRでCセグハッチバックを仕立てたBMWですが、元々1シリーズは20世紀までは3シリーズの一部でした。『3シリーズ・ショート』という、フィアットアルファロメオが作りそうないかにも欧州的なスタイリングをまとったFRハッチバックは、BMW地政学的背景の妙味を感じさせる個性がありました。

 

  それが2000年代にBMWの指揮をとった『伝説』のアメリカ人によってその文化が徹底的に破壊されてしましました。その際に1シリーズとして独立しました。出来上がったのは、もはやどこの国のクルマなのかハッキリしない、唖然とするようなグローバルなスタイリング。もちろん賛否両論あるでしょうけど・・・どーなんですかね?

 

  BMWへの解釈は人それぞれです。西欧のど真ん中に位置していて「クロスオーバー」的な要素が多分に見られるのも魅力ですし、パリでもミラノでもベルリンでもない西欧の過疎地域で育まれたという意味では、スバルみたいな「愚直」さもまたBMWの魅力の一つなのかも。

 

  だったらシトロエンアルファロメオアウディが・・・BMWに比べて先進的・前衛的なのかよ!? って言われたら、うーん。洗練されているように見えて、シトロエンこそ迷走しているし、アルファロメオのジュリア&ステルヴィオは「3シリーズ&マカン」のドイツ車文化へのコンプレックスにしか見えないし、アウディBMW以上に成金文化に迎合しているだけだし・・・。

 

  1シリーズに先駆けてFF化された「X1」は人気が急落したらしい。FR時代と比べても後部座席の居住性などは確実によくなっていて、ファミリーカーとして使うなら申し分ない出来栄えなんだけども、カーメディアからは450万円の価値はない!!ってバッサリ切られています。

 

  i3、i8といった新型モデルを除けば、BMWには「変化球」的なモデルがほとんどないし、既存モデル体制からの大きな変化にもなんだか否定的です。その中で異彩を放っているのがこの1シリーズで、『3シリーズ・ショート』から、ピラーを立たせたキャビンへとアップデートされ、さらにクラス相応のFF化へと目まぐるしく変化しています。BMW版の911的なスポーツモデルとしてRWDにこだわって欲しい!!がオッサン達の総意かもしれないですが、次期のFFモデルによって、BMW版のシビックtypeRが実現してもいいんじゃないの!?

 

 

 

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